前回にご紹介しました記事の製作過程で余ったアルミLアンルグで今回は「サイドエッジファイルガイド」を作ろうという記事です
サイドエッジファイルガイドとは?サイドエッジは大事?
サイトエッジとはスキー・スノボで行うターンを上手く行う為に必要な部分です。
ここが「ガタガタ」なっていたりしたら、上手く雪を捉える事が出来ないし上達の妨げにもなる。
だからサイドエッジはいつも「磨いて・研いで」ピカピカにしてあげておくのがBESTだ。だけど、大事なサイドエッジには規定の角度があるわけで。
手の感覚で気ままに削るとこれまた大変だ。見た目は綺麗でピカピカだけど角度が「ガタガタ」だから上手くターンが出来ないし、突然雪にエッジが引っ掛かって大転倒なんて事態もある。
そんなサイドエッジを一定の角度で「研げる・削れる」ようにしよう!というのが「サイドエッジファイルガイド」と云う名前になります。
でも少し難しい言い方ですね。日本語が簡単でいいね。
サイド | エッジ | ファイル | ガイド |
横の | エッジを | ヤスリで規定の | 角度に研ぐもの |
無理やり感はあるけど、日本語で言えばこんな意味になります。

え?スキー・スノボのサイドエッジはヤスリで研ぐの?
その通りです。ヤスリと言ってもホームセンターで販売しているようなヤスリではなく「ダイヤモンドファイル」という専用の物を使う人もいます。
またファイルとでましたね。スキーなどでファイルといえば「やすり」の事です。
余った部材で「サイドエッジファイルガイド」自作しよう
切ったLアングルです。というか当たり前か?1000mmの部材を購入して300mmで作成すれば3本はとれますので
- スクレーパーシャープナー用に1本
- サイドエッジファイル用に2本
の材料が取れる事になります。
写真を見て頂ければわかりますが「切り口はかなり鋭利」になりますのでご自身の怪我防止の為にも、スキースノボの大事なソールの為にも必ずカドはヤスリなどで丸めてください。
切り口だけでなく、ファイルとソールが当たる面の角もかなり丸めてあげてください。ソールに良からぬ傷がつきますので。
私は自作ファイルガイドを使う時は、養生テープをソールに貼ってエッジを研いでいます。傷予防ですね。養生テープは何回も使い回せますのでそんなに使いませんし。
製品はこのようなソールの傷防止など細かい事を考えていると思うのですが、自作では自分で色々解決しないといけません。
ファイルガイドの角度の考察と設定
市販のサイドエッジガイドには88°とか89°とか指定の角度にサイドエッジを研げるように角度設定がされています。
大事なサイドエッジですが、ガイドだけで5000円程~と高額です。自作アルミアングルにも角度が付けれれば、オリンピック選手や大会に出る選手でもなければそこまでの違いはわからないと思います。
それに、角度よりも同じアイテムで常にメンテナンスを心掛ける方が、一定の角度で研げるというメリットもあります。
市販されている製品や、若しくはチューニングショップによっても使っているファイルガイドにより微妙に角度は違うでしょうし、それなら自作ファイルガイドでメンテナンスをしても同じ条件だと判断いたしました。
少し話はずれますが、この「Fire TV Stick」滅茶苦茶便利です!
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サイドエッジガイドに角度をつけよう
CADが下手糞で申し訳ないのですが、赤い線がファイル(ヤスリ)だと考えて下さい。
当然のように90°のアングルですからエッジを研ぐファイルを乗っけてもサイドは90°で研ぐ事になります。
次に下のCAD図は2℃の角度をつけております。開き角度は92°になりますね。そしてエッジを研ぐファイルを乗せてみますと、スキーやスノボとの接触角度は88°になります。
これが、サイドエッジガイドで言うところの、88°ガイドや89°ガイドという製品になります。この角度を付ける事ができれば、自作サイドエッジガイドは出来たも当然です。
ですが、この開き角度は何かの工具やマシーンがないと綺麗に開く事は出来ないと思います。だから高価格な商品になるのですね。(販売数もでませんしね)
ここでもう一度画像を見てください。
開き角度が92°の画像はファイルが傾斜してます。考えれる事は、ファイルをセットする面のサイドエッジガイドに高さを出し、擬似的に角度を付ければ問題解決がするのでは?と考えました。
角度と高さから底辺と斜辺を計算というHP
頭がいい人は凄いです。助かりましたありがとうございます。さっそくHPにいきまして、89°のガイドを作りたい場合には
角度に1をいれます。これで89°を出すための設定はおわりました。
私は角度を出す為にホームセンターの木口テープを1mほど購入しました。幅9mmで100円程度だったような気がします。木口テープを2枚重ねると0.4mmでした。(誤差はあると思いますが)
これは硬いですし安いですし、ファイル(ヤスリ)を挟んでも凹みませんので使えました。また最初から貼ってある両面テープが強力ですので使えます。
高さが0.4mmでその時の直角部分から「22.916mm」の部分にこの0.4mmがあれば89°になるよ!っという計算式HPです。
それを、先ほどの計算式にでている所にセットしまして木口テープを貼り付けします。
結構簡単 オススメの自作アイテム
89℃のガイドを作ってみました。自分の好きな角度でサイドエッジを作れますがサイドは88℃か89℃の2種類で十分だと思います。
新品の板を購入したのならプレチューニングに出していると思いますし、オガサカならプレチューン済みですので、チューニングショップやオガサカに問い合わせをすれば、サイドもベースも角度を教えてくれます。
気になる方は一度問い合わせをしてもよいですね。
この出来上がったものに、ファイル(ヤスリ)をクリップで留めて「ギーコギーコ」水を加えながら研いでいき完成です。
こちらの製品はローラーが付いていて、ソールを傷つけ難いから気になってます。
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