スキー・スノーボードのトップコート
シーズン前に予約購入した人は今シーズンから相棒になる板が手元にあると思います。またお店で気に入って現在チューンUP中で我が家に来ることを楽しみにしている人も多いでしょう!
お美しい柄がエグレる時
あぁ悲しいかな…大変お美しいあのお方のトップコートがエグレているなんて…トホホ。道具なんで仕方がないのは理解している。
だけどどうしても美しく治したい人もいることでしょう。美しい治し方?私はできません。難しいよねあれ。綺麗に治せる人は「ガンプラ」なんかで道具を持っている人でしょう。
エアースプレー?っていうのでしょうか?細かい塗料を出せる道具?でもスキー・スノーボードの板はガンガン使うのが本来の仕事ですから、ここは思い切って簡単に治しましょう。
エッジが刃物の役割を果たす
なぜ「トップコート」がエグレるのか?それは貴方のエッジメンテナンスが素晴らしい状態だったからに他ありません。
素晴らしくエッジが研げていた。だからトップコートに食い込んだ。自分のメンテを褒めてあげて欲しいものです。エッジが刃物の変わりになってしまったのですよ。
サイドエッジファイルガイドを自作 サイドは自分で研ごう錆びは危険だ
水分(水気を取って)ボンドで修復
このような状態になりますと、かなりの人はショックを受けるでしょう。私も受けました。悲しかったです。しかし悲しんでいる場合ではありません。
芯材にこの部分から水分が入らないように何かで塞ぐことが大事になります。しかし気温は-10度以下も当然のごとくある世界。
穴を防ぐだけでなく、「滑走時の振動」や「板の曲がり」のほかに「夏場の暑さにも対応できて」それでいて「ゲレンデで柔軟性」を保てるものはどんなものがあるのだろうか?
この商品が一番耐久性が高いよ
色々試しましたが、この商品が一番よかったですね~。初めてのシーズンで悲しいことになってしまいましたが、その後一度も補修することなく使えています。
ご存知の通り「プレヒートボックス」などでスキー板を温めてホットワックスなどをしますが、まったくもって問題がありません。かなりの耐久性と持続性というか3年目ですから凄いですね
大事にあつかってもクロスする
上手くなろうとすれば転倒します(エキスパートは違うと思いますが)特にコブを自分のモノにしたいと頑張る時は「足と身体はチグハグ」でうまく操作ができません。
特にコブの練習などで良くなる
と、そんなコブを練習したい人は結構うまくなってからですよね?ある程度は板のメンテナンスも自分でしているはずです。
先程も書きましたが、エッジメンテナンスが出来ている+コブなどで両足がクロスしてしまう、などの状況が重なると「いとも容易くトップコートに深いキズ」が出来ます。
悲しいけど仕方がないことなのです。
1級スキーバッジテスト対策 横滑り・コブ練習でお悩みの方に 真下に滑る練習を
実際の補修方法
キズを必ず乾かすこと
補修当時の写真はありませんが、エグレたり深く傷ついたトップコートを完全に乾燥させます。ドライヤーなどで温めると早いかもしれません。
その後、傷の中身を少し「イジイジ」します。これからボンドを入れるにしても少し内部表面にキズがあるほうが「ボンドの食いつき」が良くなるためです。
パーツクリーナーで汚れを落とす
この問題が難しい。パーツクリーナーで汚れを落としたいのですが、パーツクリーナーで落とせる汚れは「油分がほとんど」です。
スキー・スノーボードの板には油分よりも「ワックス」が入っております。油とは少し違うような気もしますがチマチマ汚れを取り除きましょう。
オイル交換必須!「フューエルワンの効果」インジェクターも連続使用で徹底洗浄
完全に乾いたら
水分も除去した!汚れも取れた!すこし内部にキズもつけた!そうなればボンドを注入していきます。
しかしここで慌てて「ドバ!」と出すよりも「爪楊枝」などに塗って内部の一番奥にも接着剤が付くようにしてください。また余分な接着剤が大事なソールなどにつかないように養生をしておいて下さい。
チマチマと時間を掛けて頑張りましょう。
接着剤を塗れたらキズに養生をしてクランプ
傷口に接着剤がぬれましたら「養生テープ」でOKなので接着剤の上というか傷口を覆います。そしてクランプで押さえつけて2日程ほっておきましょう。
するとこのようにバッチリと接着が出来て水分が入ることを防げます。もちろん塗装が出来る人などはもっと完全に治すことが出来るのかもしれません。
でも私は傷が出来て「ショック」なのは最初だけなんです(笑)1日も経てば仕方がないな~って思える性分でして。道具ですからね。仕方がないと思ってます。
この記事では「綺麗に治せる」ではなく「耐久性があるボンドを使った板を傷つけない補修」ということで記載してみました。
シーズンインすれば必ず傷がつきますが「勲章」として褒め称えましょう!絶対にコレ!Gクリアーです!
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