今回は良い痛みがあるブーツと悪い痛みの問題点を記載できれば・・と思います。
良い痛みが出るスキーブーツを選ぶには
良い痛みと云うと変ですが・・スキーブーツには
とここではさせて頂きます。
できるだけ良い痛みのブーツを選びたいものですが皆様が気にする
・ラスト幅
・フレックス
も大切なのですがもっと根本的に必要なことがあります。
フィーリングが良いなと思ったブーツは店内で最低30分は履く
シーズン直前の休日にスキーブーツを購入しにいくのは得策ではありません。何度も試し履きをしなければ中々自分にあうな!と思うブーツに出会うことも出来ません。
結構手間が掛かるのがスキーブーツの選び方です

ましてやスキー熱が上がりだす12月頃からショップに行くと・・お客さんが店内に多くなり、試し履きもなかなか出来ない場合があるからです。
というのも、先ほどリンクでご説明した手順を踏んだ上で
30分履けば色々見えてきます
・キツイモデルは足が痺れたり
・親指が痛かったり
・くるぶしが痛かったり
でもスキー初級者の方に言いますと、まったく痛くないブーツはなかなか出会えません・・
初級者だから痛くないブーツに出会えないのでなく、残念なことに、どこかしら痛いものがスキーブーツでもあります。そのためにスキーショップではシェル出しや削りというサービスも有る位です・・

良い痛みのスキーブーツとは
ですが、足全体が万遍なく締め付けられている状態を言います。
どこか局所的に痛くなる場合は店員さんに質問してみましょう。
というのも痛む場所によっては、何も対処ができない部分もあるので1人で判断することはヤメておきましょう。
悪い痛みのスキーブーツとは
反対に悪い場合は判断は簡単です
足型やふくらはぎの形や筋肉によっても違うのですが・・
・足の甲が痛い・・
こう感じたブーツはやめておく方が得策です。
スネが痛いスキーブーツは調整できない
スネが痛い場合のスキーブーツは、一般的には調整が殆どできません・・というか出来ません。
もし最初に履いたフィーリングでスネがズンズンと痛み出すようなモデルは早々に見切りを付けて、違うモデルを試す方が良いと思います。
足の甲が痛いモデルも難しい
スキーブーツは足の高さ、いわゆる甲の部分をインソールで変化させている場合が殆どです。
言葉で説明し難いのですが
・実は25cmと25.5cmはインナーでサイズの変化をしているだけ
・シェルと言われる「本体」は25cmも25.5cmも同じもの
全てのメーカーが同じとは一概に言えませんが、基本的にはこの考えで大丈夫です
ですから足の甲が痛い場合には
サイズUPをするのが良いのですが、サイズUPをしてしまうと今度は長さ方向がブカブカになってしまう可能性が高くなります。
1度、サイズUPを試し履きをすることをお奨めをしますが、大抵、足の甲が痛いな・・と思うモデルはサイズを変えても「しっくり」来ることは余り無いと思います。
店内30分は短い スキー場では長時間ブーツを履くから
良いな!?コレ!と思ったスキーブーツも店内で30分履くことをお奨めしました。
当然なのですが「結構長い時間だな・・」と思われた方もいるはずです。
そんな時に「スキーブーツが痛い・・」となって欲しく無いわけで・・
上級者もスキーブーツはコツコツを仕上げています
初心者の方には「え?そうなの?」と思うかもしれませんが
調整が出来る場所であれば、まだマシです。
というよりも
・脱いでは履いてを繰り返し自宅でしています
とてもシュールな場面です。大の大人が脱いでは履いてを繰り返し行います。
とても面倒ですが、初心者の人は始めて聞く言葉だったのではないでしょうか?まさか上手い人だと思ってたあの人が、そんな事をしていたなんて・・と思って当然です
インソールにシールを貼ったりチューニングをしています
そして痛みが出やすい場所を把握しながら購入店や専門ショップに相談してみたり・・
はてはインソールに自分でテープを貼ってみたり色々楽しみながら調整しているのでした
年齢によって、関節というか骨も成長もすれば退化もします。
1度バッチリ決まった!と思っても長くは続きません。以外でしたでしょうか?
選びなれている人でもスキーブーツは難しい
言いたいことは、スキーブーツを選び慣れた人でも頑張っているから初心者の人も理解してね!ではありません!
それだけスキーブーツ選びは難しいので最低でも店内で30分は履いて欲しいということ。
また店内で30分履くためには
・イベントが開催されない時を狙う
・店内在庫が多いお店に足を運ぶ
出来る状況の人・地域性によっても変わりますので、これが絶対とは言えませんが
失敗しないスキーブーツ選びのお役に立てれればと思い記事にしてみました。
コメント