ワクシングペーパーを使う必要は本当にあるのでしょうか?私は無いとはいえませんが、キッチンペーパーで代用も可能です。
ペーパーを使うのは「ソールを焼かないため」だと言われますが、もう1つ隠れた理由があることをご存知でしょうか?
ホットワックスでワクシングペーパーを使う必要性
ワクシングペーパーを使うメリットは実はアイロンからの温度を和らげるという効果があります。
となれば、実は110℃でワクシングをしているつもりでも・・実際は100℃でワクシングをしている時も多いものです。
それとアイロンには実際の温度と制御温度の違いがあるので、110℃設定をしていても、突然の加熱で130℃まで上昇中!なんてことも良くあります。これからはデジタルの時代でしょう

ではペーパーは一体どんな効果があるのでしょうか?
この意味は理解して貰えると思います。
物理的にペーパーをはさむ事で狙った温度よりも下げているので、ソールを焼くまでには少し時間が延びます。
ワクシングペーパーを使う理由
しかしこんな理由だけでペーパーは使われるのでしょうか?
実はペーパーを使う理由は温度低下以外にもあると思われます
・コンケープ・コンベックスのソールにも均一にワクシングがしやすい
・余分なワックスを吸い込んでくれる
コンケーブなどの記事はこちらから

ここまでは普通のことだと思いますが、私はワクシングペーパーを使う1番の理由は
アイロン表面をエッジから守る!
なのではないかな?と思うのです。
ペーパーを使う意味は
キッチンペーパーで代用可能ではないのか?
・エッジを守る
・余分なワックスを吸い取らせる
だけがワクシングペーパーを使う理由なら、キッチンペーパーで代用は可能です。私も汚れを取るためにキッチンペーパーで代用しています。

また
・ワックスを均一にする
上記2点は「ワクシングペーパーを使えば防げる」ものではありません。マシにはなりますけどフラットソールやアイロン温度に気をつけなければいけません。
ワクシングに慣れればペーパーは必要なくなってきます
ホットワックスが慣れて来ればワクシングペーパーの出番はあまりありません。私は色(温度帯)を変える時に使うくらいだから。
余分なワックスを吸い込ませてスクレイプを簡単にするためだけに今は使っています。

ペーパーも専用ではなくてクリーニング時に使うだけなら「キッチンペーパー」で代用は当然行き着く先でしょう。
でもですね?「ペーパーはやっぱり必要だなぁ~」と思う時もあります。スキー・スノーボードをして帰ってくると、案外エッジはバリが出ているものです。
そしてアイロンの表面がエッジで削られる時だったりします。そんな時はアイロンメンテもしてあげてください。

エッジメンテをしている場合には結構な頻度でおこる場合もあるから、ワクシングペーパーは時々必要かな?と思うくらいです。
まとめ
まとめ、となると慣れないうちはたっぷりとワックスを溶かし、ドボドボなソール表面で作業するのが一番良い方法になると思います。慣れれば、ワクシングペーパーが不要に思えてきますよ!
コメント