ホットワックスをするにあたりアイロンにも種類があります。そこで今から購入するなら!是非私はデジタル方式のアイロンをオススメ致します。
私は昔のバイメタル方式だけど欲しい・・
スキー・スノーボードのワックスで、アイロン温度というけれど
スキー・スノーボードでホットワックスをする時、いつも話題になるのが「アイロン温度」について。実際ソールにワックスを染み込ませるために、温度は何度が良いのだろうか?
答えを先に言ってしまうと、「アイロン温度は高ければ高いほど良い!」となってしまいます
しかしこれでは大切なスキー・スノーボードのソールを焼いてしまう事になります。
でもちょっと考えて欲しい。
しかも「ワクシングペーパー」を使えばなお更、アイロン温度を高めないとワックスが溶けないようにもなります(ワクシングペーパーに熱を奪われるから)
ではどうすれば良いのか?

機種による違い
これからは機種による違いを見ていこうと思う。実はアイロンには二種類のタイプがあります。
安価なモデル~高級機種まで使われるバイメタル方式と、最近(4~5年程前から出てきた)デジタル方式です。
バイメタル方式
バイメタル方式とは、金具の熱膨張を利用して温度コントロールをしています。
文字で書くのは難しいけど
2.バイメタルが膨張する
3.接点に当たる
4.スイッチが切れる
5.バイメタルが冷める
6.スイッチが入る
のような動きをする方式。簡単にいうと「アナログ方式」と考えても良い。
またバイメタルの精度によって温度のムラが出易いのもこのタイプでしょう。
しかし、バイメタル方式は「安価」に販売することが出来るのと、購入したモデルのクセを知れば特段困る事はありません。
本体毎でクセが違うので、如何にそのクセを自分の物にできるか?がホットワックスにおいては大切になると思う。
デジタル方式
デジタル方式とは先程のバイメタル(アナログ方式)をやめて、マイコン制御で温度管理をしているモデルになります。
実際に私は使った事がないのですが、温度差は高低で±5℃程度との口コミもあることから、素晴らしい温度管理だと思う。
今後はデジタルモデルを基準にしてワクシング温度の話題は今後盛んに行われるだろうと予想します。
それほど今までのバイメタル方式は基準があいまいだった。
110℃設定で95℃~130℃程度まで行ったり来たりする
110℃設定で105℃~115℃程度で行ったり来たり
この性能差は凄いと思う!
そんな訳で、今からアイロンを購入しようとしている方には、是非デジタルアイロンをオススメしたいわけです。私も欲しいです・・
価格が安いバイメタル式アイロンの性能
安いモデルはバイメタルの精度もあるだろうけど、一番の要因はアイロンの蓄熱部分のアルミの厚みだと思える。
安いから使えないと言うことはまったくなくて、温度の上下のクセをしって使えば問題はないのですが、アルミの厚さが薄いので蓄熱能力は少し心もとない。
価格が高いバイメタル式アイロンの性能
私が使っているモデルですが
それと、アルミ部の厚みが倍以上あるために蓄熱能力も高いと思われます。
冷えたソールに熱を奪われるとアイロンは冷めますが、厚みがあればそれだけ温度変化は少ないことは容易に理解できると思う。
長年使ってきた安価なアイロンを壊してしまって購入したのですが、このモデルでは温度制御を測定してみた事があります。
安定した蓄熱に必要な時間は5分程度ですがバイメタル方式といえ、性能が高いな~と思ったのが第一印象でした。
作業前にスイッチオンをしていれば問題はありませんが、デジタルアイロンには憧れます。
デジタルアイロン
いまのアイロンが潰れたら購入したいと思っているけど、アイロンなんて10年位は持つからいつになることやら…
なぜなら温度管理もそうだけど、板を焼くという危険性が少なくなるから。
まとめ
バイメタルでもスイッチを入れてから5分~10分程度通電させてやれば温度ムラの発生を抑えながらワクシングは出来ると思う。
そこまで気にしないよ!という人がこのページに辿りつくはずも無いので、これから購入する人にはデジタルアイロンをオススメします。
色々安っぽいなどの口コミはあるようですが、安価なんで良いかも?
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