板のブラッシング。この作業をどうしたら楽にできないものか?電動の商品はないのか?と探しておりましたが、以前に購入したのでその使い心地と圧倒的な性能をご紹介致します。
スキー・スノボ ソールブラッシングは重労働
ホットワックスをするのは色々な意味で凄く楽しいものです。しかしこの後に控える
私は家族分も含めるとスキーなので8本も作業をこなさないといけません。
これはかなりの重労働です。手順としては
2.ワックスが冷めて固まるまで待つ
3.スクレーパーでワックスを削り取る
4.ブラッシングでソール内のワックスを掻き出す
というのが一般的な一連の作業になります。

ブラッシングは腰痛になります
「ブラッシングでソール内のワックスを掻き出す」というのはホットワックスをされた方ならご存知のように一番体力を使い尚且つ腰にも大変過酷な作業です。
また同じ姿勢でブラッシング動作を行いますので、腰痛に必ずなります。
身体が固まって本当に動けなく成る程です。
ガリウムロトブラシ・電動ロータリブラシの効果
そこで電動ブラシ、いわゆるガリウムロトブラシを購入してみましたが・・
私が使っているのは「ガリウム ロトブラシセット」ですが最初から買えばよかったと後悔した位、簡単で楽で綺麗になってツヤツヤピカピカになってくれます。

ガリウムロトブラシの使い方と順番
内容物は電動ドリル無しの場合は
電動ドリルがセットになった商品もあるのですが、私は以前から電動インパクト/ドリル切り替えタイプを持っていたのでドリルセットは購入しておりません。
アクリルスクレーパーでワックスを剥がす
まずはアクリルスクレイパーでワックスを剥がします。この時、スクレパーは軽いタッチでソールにかけていきます。力強くスクレイプするとソールを傷つけますので注意が必要です。
そのために、スクレーパーシャープナーの必要性が作業していると良く判ってきますよ。

だいたい8割程度のワックスが剥がせましたら先程記載したように
・ナイロンハード
・ナイロンソフト
の順番で仕上げます。ガリウムグリーンでもボアブラシでガンガン取れますので、本当に助かります。
静電気を除去する
冬の季節にブラシをいたしますので静電気が発生します。これは電動ブラシで作業しても発生すると思います。
我々のような一般スキーヤーやスノーボーダーにとって性能面ではあまり関係のない話かもしれませんが「電動ブラシ」を使って作業する場合には、是非して頂きたい事が一つあります。
ブッラッシング時に水をかけるとソールがツヤツヤ
電動ブラシの作業に入る前にソールに水をかけます。
・静電気の発生を限りなく抑え効率良くブラッシングが出来る
・水を掛けて作業するとソールが今まで以上にツヤツヤに!
水を掛ける→ブラッシングすると、電動ブラッシングによって掻き出された細かなワックスカスが水に内包されながらソール外に落ちていきます。
水によって静電気除去とソールの間に発生した熱を水が緩和してくれますのでソールにも優しいはずです。
しかしなぜツヤツヤになるのか?はよく理由がわかりません。静電気やワックスカスを効率よく掻き出してくれたりするからなのだろうか?

専用ブラシクリーナが一番
家族分を含め8本も作業してますと、ブラシにもワックスカスがだんだん付いてきます。そんな時には此方の製品でワックスを落とします。
灯油やホワイトガソリンなど色々節約できないか?と試しましたがやはり専用製品が一番だと気付きました。こちらのアルミ受け皿はブラシ以外のアイテム入れに使えますよ。
ブラシクリーナーの使い方
上の商品セットであれば、トレーに1cm位のクリーナーを入れて、ブラシを横方向におきます。クリーナーがブラシ全体に行き渡れば、新聞紙などを別の場所に敷いてその上で乾かします。
乾かすときは縦置きでおいて置くと、クリーナー成分が下に落ちますので綺麗になります。私のような使い方でもシーズン中にブラシクリーナーを1回使う程度です。
ガリウムロトブラシ 電動ドリルセットはお得?
ガリウムロトブラシを購入するためにセットはお得なのでしょうか?
ドリル・ボアブラシ・ナイロン2本・ハンドルセット
ボアブラシ・ナイロン2本・ハンドルセット
電動ドリル有無で差額は5000円位です。
私は電動インパクトを持っていたので必然的に電動無しになりましたが、電動インパクトを持っていなくても、電動無しセットの購入をオススメ致します。
電動ドリル無しセットは色々使い回しが効く!
電動ドリルは今後、DIYをするにしてもパワーが今一つ足りない事が多い。
またセット内容の物は100Vコンセントが必要なものですから、遠征で少しブラッシングをしたいと思った時に出来ないかもしれない。
その点、充電式電動インパクトドリルであれば
・充電式なので作業する場所を選ばない
・充電式でも30~60分位は余裕で使える(電動ブラッシング)
意外と短いと思うでしょうが、30分以上も高速回転をしてくれるって本当に助かります。
おすすめ電動ドリルや電動インパクト
オススメは、14.4V程度の日本製電動ドリルが絶対良いです。またインパクト/ドライバー切り替え設定とトルク設定が出来るものでも1万円位で購入できます。
ブラシのハンドルは普通のドライバーを想定されているので六角ではセット出来ませんから、このままでは装着ができません。
ドリルチャックで尖端工具のアイテムが使えるようになる
そこで、このような「チャック」といわれるアタッチメントを付ける事で、電動インパクトドライバーでも電動ブラシのハンドルが装着できます。私もそのように使っております。
インパクトドライバと一緒に購入すれば、DYIをするにしてもドライバー専用工具も使えるので絶対に損する投資ではありません。
口臭対策にも電動歯ブラシが良い!


ブラッシング用 購入してはいけない電動ドリル
次に電動インパクトならどんな商品でも良いのか?と思い勝ちですが失敗した例を記載しておきます
「チャックでブラシのハンドルは装着は出来る」のですが、
少し板に押し付けると、トルク越えをするようで上手くブラッシングできません。
私は自分で失敗しました・・皆様は間違っても買わないよう気をつけてください。下記の物は購入してはダメですよ!
ドリルの回転数
電動ドリルは2000~3000回転/分位がワックスを掻き出す能力も時間も短縮できて良いです。
これ以上ハイパワーだと板にダメージが出てくると思いますので商品選定には注意が必要です。ガリウムの純正セットもそれ位の回転数になっておりますし。
終わり 腰痛予防に ガリウムロトブラシできまり
以上になりますが電動ブラシを購入する事によりホットワックスがもっと楽しくなりました。
購入していなかったらこのブログも始めなかったかもしれない、それ位ありがたい商品でした。またシーズン近くなりましたらそんな記事を書こうとおもっております。
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