ゴルフのアプローチを得意にするには
ゴルフで100切りが出来ない人の多くの理由は
- ドライバーでOBミスが多い
- アプローチ力の弱さ
が大きな課題だと思います。ドライバーから5番アイアン位までは動的な力が大きいですし、アプローチは静的な力、いわゆるイメージ力が大切になります
イメージ力を高める練習方法
イメージ力を高める為に、ゴルフ練習場で出来る方法はあるのでしょうか?実は沢山あります。ゴルフ練習場では100Y程度にグリーンがあったりしますよね。
多くの人は、そのグリーンを目掛けてショットを繰り返します。これはこれで距離感的な練習には最適だと思いますが、出来ればバウンドを使って
- 乗せる・近づける練習
をして欲しいと思います。なぜバウンドを使うのか?バウンドを使うというのはゴルフにおいて最終的な「飛距離」を表します。
飛距離と聞くと「空中にゴルフボールが飛んでいる間」と勘違いしそうですが、実際の飛距離とは
- キャリー(飛距離)+ラン(転がる距離)が飛距離
となります。いくらショットで100Y先に落とせても、ランがどれ程出るのか?またどの程度のバウンドでグリーンに寄るのか?がイメージ出来ていないと、本番では役に立ちません。
キャリーとラン(バウンド回数まで)イメージする
別に100Y先のグリーンでなくても練習場では大丈夫です。30Y先のカゴに3バンドで入れる練習や、転がし練習をトコトンしましょう。
するとこんな声が聞こえそうです。3Fや2Fからしか練習出来ないんだけど・・・と。分りますよ。この気持ちは。
1Fって上手い人の集まりのようで、1Fが空いていても2F~3Fで練習する人もいますよね。
実は私は1Fで練習したことは殆どっていうか99%ありません。すべてが2F~3Fで練習しました。私的には上階からの練習の方が難しいと思いますよ。
練習場で2F~3Fを使う意味
練習場で2F~3Fを積極的に使う意味は、ゴルフ練習場の距離表示を無意味にすることに意味があります。下手糞な絵で申し訳ありませんが、
同じ弾道で30Yを狙う場合には1Fでは練習場表示の30Yが正しい表示になるでしょう。しかし、2F~3Fになると30Yという表示は信じても良い距離なのでしょうか?
飛距離=「キャリー+ラン」である
2F~3Fになれば当然飛距離は上がります。なにせ上階ですから、キャリーもランも増えますよね。これは2F~3Fになれば練習場が表示した30Yは正確な距離ではない事を意味します。
この部分を逆手に取るわけです。全てはあなたのイメージが距離感として出てきます。あの擬似グリーンも100Yなのかどうかなんて分らない。あのフラッグも意味があるのかわからない。
だから意味があるのです。1Fで練習すれば距離感を出す練習にはなるでしょう。しかしイメージ力を高める練習では絶対に上階の方が難しいと思います。
これが私がほぼ1Fで練習しなかった理由です。すべてイメージで距離を出す練習になるのですよ。これでバウンド数までイメージして
- あの擬似グリーンまで3バウンドで寄せるとか
- 土手に上がるか上がらない程度の力加減を表現するとか
- フラッグの奥に落としてバックスピンをかけてみるとか
- ロブショットで落として2バウンドで止めるとか
アプローチ系の練習は上階では自分自身が距離の絶対王者になれる訳です。これは本番でも相当役に立ちます。
1Fでしか練習していなければ、距離を言って貰えれば、打ち分けることは出来るようになると思います。しかし自分の絶対的な距離感を養うには少し弱いかと思います。
キャディー無しの時や自分を信じれるようになる
お客様と接待ゴルフ、キャディーさんが忙しくしている時やセルフラウンドなど、距離を聞けない時があると思います。そんな時にも練習場で養った距離感は役に立ちます。
私はキャディーさんよりも自分を信じてやってきたことの方が多かったです。もちろん距離は聞きますよ。ただ、残り150Yですと言っても「打ち上げもあれば、打ち下ろしもある」わけで
- キャディーさんの絶対的な数字も参考にしつつ
- 自分が養った距離感も大事にする
この2つの要素が大切だと思いますし、その練習がいつでも出来るのが2F~3Fでの練習だと思います。

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