以前カナリやばかったです。バッテリーは高価ですから、注意不足で劣化を早めることを避けたいものです。
今回はMFバッテリーで慣れてしまった私が、通常バッテリーを使ったために、起こった出来事の記録です。皆様にも起こる可能性は十二分にあります!
自動車用のMFバッテリーとは
さてMFバッテリーと通常のバッテリーの違いをご存知でしょうか?ごく簡単に引用を使いながらご説明します。
MFバッテリーは2種類あります
MFバッテリーには2種類あります
完全に密閉されているため、液を補充する液栓やバッテリー内のガスを排気する排気口もないので素人には何もできませんし、する必要もありません。
バッテリー内のガスを外へ出す排気口がありますが、蓋がされているためはずさない限りは密閉状態ですが、上部の蓋を外した場合は補水の必要が出てきます。
完全密閉式のMFバッテリーは補充液をメンテしなくても良いが・・
完全密閉式のMFバッテリーの場合は補充液のチェックは必要ありません。
普通のカーバッテリーは
ただ現在でもMFバッテリーと普通にメンテナンスが必要になるカーバッテリーは混在している現状ですから、
劣化を早めないタメに、バッテリー液の補充が必要になる
劣化を早めず、カーバッテリーを長く使うためにはバッテリー液の補充はメンテナンスとして必要です。
補充液がないと、カーバッテリーが弱る理由
カーバッテリーに限りませんが、補充液が少なくなるとか、なくなるとバッテリーの劣化が早まるには2つの理由があります。
電極がむき出しになり、蓄電能力が落ちる
まず1点目は
またバッテリー液は使えば自然と少なくなっていきます
2点目は電極がむき出しになることで発生する
サルフェーション
経年によりバッテリー内部のセルに、硫酸塩が硬くこびり付いてしまう事ですこの2つが同時進行的に発生します。
こうなってくると、寿命が近いと考えられますが、内部抵抗を計測していくしか方法がありません。 車のバッテリー上がり・交換時期・寿命判断にはより引用
このような経緯になるのですが、
エンジンの掛かりが弱くなり劣化をしった
エンジンを掛けようとしたけどイグニッションの感じが違う?
いつものセルを回すようなパワーではなかった
バッテリー診断機で内部抵抗など測定
すぐにバッテリー診断機で計測をしてみたところ驚きの結果だった。
この写真から読み取れることは内部抵抗は7.2mΩ。サルフェーションは起きていないと考えられるが、
CAAは
なおかつ
・蓄電容量も63%
と結果が出ている。
この状態は正直ヤバイ
以前の計測などはコチラから
バッテリーが死に掛けていると測定される
さらにバッテリー診断機では「Replace」
どうしよう・・
ここでやっと気が付きました。MFバッテリー(メンテナンスフリー)ではなかったな?
弱ったバッテリーは液補充で蓄電能力が回復するか
そうと理解できれば
さっそくバッテリー液を補充する
さっそくバッテリー液を購入して補充します。バッテリー液の補充で注意点は
バッテリー液が少なくなると
バッテリー内部のセルがむき出しになる
蓄電反応をさせる液体が少ないわけだから、サルフェーションは発生していなくとも、蓄電能力は落ちる!
補充液を足して計測結果
タイミングが良いのか?悪いのか?わからがディーラーにオイル交換をお願いしていたのでバッテリー診断をしてもらった。
結果は見事な回復ぶり!
・445CCA→502CCAに回復
・12.38V→12.721Vに回復
・蓄電能力63%→95%に回復
・健康度50%→74%に回復
この状況なら交換をせずにすみそう・・
ディーラーのメカニックさんは「交換する数値ではないですよ」と言ってくれたが、不安が残るのも事実・・
蓄電出来るか様子をみる
補充液を足してから、まだ短距離しか走っていないので、上記の結果がもっと改善されるのかは不明でした。
皆様もMFバッテリーと通常バッテリーを勘違いしたり、自動車バッテリーはMFだろ?と思い込まずに一度は確認してくださいね!
最後に あれからバッテリーは回復したのか?
あの記事を書いてから時間が立ちましたが、交換することなく現在に至っております。
もしバッテリー診断や外出先でなっていれば・・と思うと余計な出費に悩まされていたと思います。
もしもの時にJAF加入は大切です
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