外付けUSB HDDと NASとの違いはなになのか?
Fire tv stickでは
- HDMI端子があれば古いTVでもネットワークマシンになる
- さらにNASを家庭内LANに導入すれば、様々な動画ファイルなども余裕でTVで見れる

先ほどの記事でお伝えしたように、べつにPCを起動して家庭内ネットワークで今までの動画を視聴すれば良いじゃん!とお思いの方も多かったかもしれません。この場合は
- Fire tv stick から起動しているPCのHDDにアクセスする
- もしくはPCに繋いでいる「外付けUSB HDD」にアクセスする
ですね。確かにその通りです。
別にNASでなくても、PCが起動していればFire tv stick を介してTVにHDD内の動画などを映し出すことは可能です。
ただ電気代がPCの場合は一般的にNASよりも掛かることと、RAID(レイド)などのバックアップ体制をとっておかないと今までの思い出のファイルが突然死することもあります。
IPアドレスを取得できるのが「NAS(ネットワークドライブ)」
NASはIPアドレスを取得することが出来ます。IPアドレスが取得できるということは、簡単に言えば
- 超小型のPCマシン
なわけです。しかしNASは通常のPCのように様々な業務をこなすことは出来ません。例えば画像を開いてみたり、動画を編集することなどは出来ません。
- 出来る事は、家庭内LANからHDDにアクセスがあった時に
- 読み出し / 書き込み
- 自動バックアップ
などが出来るだけの最小限の要素しか搭載しておりません。その為、IPアドレスを取得するけど「消費電力は極僅か!」
IPアドレスを取得できない 外付けUSB HDD
こちらはIPアドレスを取得できません。IPアドレスがなければいくら家庭LANに繋げたとしても、認識することが出来ません。
その為、PCなどと繋げてPCのIPアドレスを貸してもらってからでないと、アクセスが出来ない状態です。
- 用途としては、PCのHDDの容量が少なくなってきたら・・
- バックアップを取るために外付けUSB HDDを使っている
そんな人が多いと思います。
ちょっとまとめると
NASの特徴
- 超小型PCとしての性能があるNAS
- だからIPアドレスを取得できる
- しかし出来る事は、ファイルの読み出し書き出しや
- 自動バックアップ機能
USB HDDの特徴
- IPアドレスは取得できない
- だれか(PC)などに依存しないとHDDが入っているただの箱
- 自動バックアップもPC側で設定する必要がある
ネットワーク超初心者の私ですが、このような認識です。
それでNASを使うと良いことはあるの?
NASを使うとネットワークの一員(PCやスマホと同じ)になれるので、やれることがグ!と増えます。
- またネットワークだけでなく消費電力も少なく
- 大切な長年のファイルなどを安心して保存することが出来ます!
ファイルの保存を安心して行える?USBでも出来るけど・・・
はい。USBでもSDカードでも、外付けHDDでもファイルの保存は出来ます。しかしNASには
- RAID1(外部リンクです)という機能や
- 拡張ボリューム(IOデーター独自機能)
というファイルを安全に保存してくれる機能があるのです。
簡単に言えば「ファイルのミラーリング」を絶えず行ってくれているので、
- 片方のHDDが故障しても、もう片方のHDDが正常なら、故障したHDDを新品に交換すると全てのデーターが復活する!という優れものです。
- さらに片方が壊れても、今までのように使えるし、ファイルも読み書きが普通にできます。
- でも故障が判れば直に、そのHDDは交換するべきですけどね!
もしこれが単体HDDや他の記憶媒体だけでバックアップをしている場合には、そのHDDなりが故障すれば、いままの沢山の思い出が一瞬で消え去ることになります(泣)
というのが、RAID1の特徴ですが詳しくは外部リンクで勉強してみてください。私はRAID1は実は怖いと考えている人なので、IOデータの拡張ボリューム(外部リンクです)を選択しました。
NASの中でもIOデーターの拡張ボリュームを選択した訳
まず、機能はRAIDぽいのですが、RAIDは専用コントロラーが必要だったりかなり個人で使うには敷居が高いと思っています。
さらに、RAIDには「RAID崩壊」といってやり方を間違えると「全てが終わります」
そこで先ほどの「拡張ボリューム」を搭載したIOデーターの商品を購入したわけです。拡張ボリュームはHDDの容量を大きく変更していくにも問題がないので、とても利点が多いモデルだと思いました!
口コミを見ると「設定が難しかった」などの評価が多いけど
説明書がわかり難い場所にあるからかも?ってでけで自分でスマホをWIFI登録できる人なら、まったく大丈夫です。リンクと画像で説明しておきますね!
型番違いに注意してNASは選びましょう!
で上の型番と、下の型番では何が違うのか?
上の型番は4TBと記載があります。下の型番は2TBと記載があります。実は
- 4TBの方は2TBのHDDが2台入っていて、実際に使える容量は「半分の2TB」です
- 2TBの方は2TB使えますが、HDDは1台です
なにが違うというと、拡張ボリューム(RAID)と言ってもよいのですが、2台のHDDに同じファイルを持たせる必要があるため「4TBのHDD」なんだけど実際にはその半分になってしまうことです。
しかし重要なファイルは1台のHDDで運用するにはとても危険です。では1台のHDDモデルはなぜあるのか?
ような使い方には1台のHDDモデルが安価であると思います。しかし消えてしまうと、人生相当ヘコムようなファイルがある場合には
NASは小さなPCだから、USB HDDも挿して増設も出来ます!
NASは小さなPCですから、USB HDDも挿して増設できます!ですからNASを使うなら
- 消えてはいけないファイルはNASに移動しておく
- 消えても良い、または良く消したり上書きするようなファイルはNASにUSBHDDを繋げて増設しておく
これでIPアドレスを持てないUSB HDDでもNASからIPを取得できるので、家庭内ネットワークからも簡単にアクセスが出来るようになります。
で、散々出てきた「Fire tv stick」が本領発揮をしてくるのです!
ファイル形式を気にせずにNASにガンガンファイルをUPロードする!
スキーをしている関係で、冬の時期は動画ファイルがとてつもなく増加します!夏になれば釣り動画もとてつもなく増加します。
- 自分の動画は消えても良い(滑っている練習動画などは)
- しかし、1年の纏め動画や、子供の成長記録は消えて欲しくない!
とこんな運用ですから、
- NASには家族の成長記録や旅行などを、もちろん大型の魚が釣れた動画やスキーのまとめ動画などを
- USB HDDには映画のバックアップとか音楽ファイルなど、自分的には「あ!消えた」まぁいいや!と思えるファイルをガンガンとUPロードしていきます。
UPロードといっても「流行のクラウドではありません」自宅内家庭LAN環境ですからPWもしっかりしておけば、セキュリティーもバッチリ!私はクラウドが怖いのです。
とりあえずファイル形式を気にせずにNASや増設したHDDに突っ込む
今まではTV画面で見ようとすると、ファイル形式を統一したりエンコードしたり、とてもとても辛い日々でした。
しかし何度もいうようにネットワークドライブにファイルをUPロードさえすれば、あとは
- 「Fire tv stck(本体)」と「VLC for Fire(アプリ)」であらゆる動画を見る事ができます!
こちらの記事でもアクションカメラのことをご紹介していますが

おなじMOV形式でもスマホのMOV形式とは、少し違うようでTVで見るには結構苦労していましたが、今はただネットワークドライブにUPするだけ!
あとはTVであ~だ!こ~だ!言いながら1日の動画や過去の動画をみて楽しめます!
まとめ
私がIOデーター製のNASを購入したわけ。
- WD(ウェスタンデジタル製のHDDだから安心!)
- 拡張ボリューム(RAID1ではあるのですが)取り扱いが簡単に出来る!
- CPUがデュアルコアで速度が速い
- 省電力機能がある
- 実際夜にも静か!
- HDDのゴリゴリ音が少ない!
- USB3.0など拡張性が高い!
私が Fire tv stickをオススメするわけ
- わざわざネットワークライセンスを受けている民生機を揃えても高い
- 現在あるTVでもHDMIがあればネットワークマシンになる
- 2世代目となったことで、サクサク動く
- プライム会員にならなくても使える!
- youtubeが見れる(特に釣りとスキー)
プライム会員になれば出来る事とコスト削減
- 技術書やマンガも無料で読めるものが多い
- Fire tv stickを持っていれば、映画も音楽も楽しめる
- 1つのアカウントで3台まで同時に使える(凄いお得!)
- 買い物も送料無料や翌日お届けが多い
- 月々400円程でこれだけのサービスが受けれる
と、私が鼻息荒く語らなくても問題ないと思います。
しかしNASを購入したからといって、いままでのUSB HDDが不要になるわけではなく、増設もできますし、なによりも生活が本当に豊かになりました。
エンコード地獄から開放された現在、これほど幸せなことは無かったな~と思う日々です。でもDVカメラ(デジタルテープカメラ)の作業がまだまだありますが・・・
デジタルテープ形式は等倍速再生でエンコードしか出来ないので、気長にします。以上でした!
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