プルームテック 口臭とリビングの匂いを気にせずに吸える電子タバコ

こんにちは「ぐちゃねっと」のGabunomiです。

プルームテックを使用し感想と評価・問題点などを細かく記載していきます。またJTが目指した世界戦略としての本製品への想いが少し理解できたかもしれません。

プルームテックと充電器、本体置き場の写真

こちらの記事もレビューが深くなりました。最後までよろしくお願い致します。

プルームテックはなぜ匂いが少ないのか

世の中を賑わしているプルームテックだが、なぜ匂いが少ないのだろうか?私も別記事でレビューはこと細かく書いたが今回は別の切り口でプルームテックの魅力などを語りたい

物理的に燃やさない方法

プルームテックは従来のタバコとは違い「たばこ葉」を燃やさない方法を取っている。そのため加熱の必要もなく「煙の臭い」も無いと言っても良いほどに無臭である。

燃やさないために「低温加熱方式」を取り入れたことがプルームテックの凄さであり、弱点でもある。しかし私の感想は最高!とだけまず申し上げておく。

加熱方式の違いによるメリットとデメリット

臭いを出さない・煙を出さない為に低温加熱方式を採用している本製品であるが、良いことばかりでは無いこともある。加熱方式には他社製品も合わせ3種類が混在している状態だ。

  • 従来の火で付けて吸う「タバコ」
  • IQOSなどのような「高温加熱方式(約300度)」
  • プルームテックの「低温加熱方式(約30度)」

などがあるが「低温加熱方式」を開発し世界に初めて知らせたのはJTだった。では一体どんなメリットがあるのだろうか?またデメリットはいかほどなのか?

  • メリットは「無臭」であると言って良いレベルにスメルを落としたこと
  • デメリットは「従来のタバコ」を感じることがなくなったことだと思われる

次からは具体的に内容を見ていきたい。

無臭を目指した開発方針を考察したい

プルームテックは吸いごたえが少ない!と世間で言われるが、開発段階で指摘はなかったのだろうか?

吸い応えがない!吸った気がしない!そんな声は「必ず市場から出てくる!」としながらも新世界を我々に提案したのではないだろうか?

なぜ市場から問題提議が出ると判りながらも我々に新しい提案をたのだろうか?当初は私も理解できなかった。しかし今は開発陣から相当な意気込みを感じることとなった。

社会問題(スメルハラスメント)を克服か!?

まず従来のタバコは社会問題化に直面している。もちろんJTもその渦中にあり「先進国」においてはスメルハラスメントと副流煙への対策が急がれたものだと思われる。

しかしライバル他社であるフィリップモリスはIQOSという「電子タバコ」をすでに世に提供していた。確かにIQOSは従来のタバコと比べると

  • 今までのタバコと比べ匂いが圧倒的に少ない
  • 同じく煙が少ない
  • 充電ケースも含めデザインがお洒落

などであり、圧倒的な世界シェアを獲得することに成功する。ただいくらIQOSが従来品より煙や臭いが少ないとしても「たばこ葉を燃やす」という方式は変らずにいた。

後述するがこれはこれで市場ターゲティングとしては間違っていない。しかし後発のJTが同じような商品(高温加熱式)でシェアを奪い返すにはかなりのリスクがあると思われる。

そこでJTは思い切って舵をきったと思われる

匂わない製品を世に出す使命

  • 臭いが圧倒的に少ない商品開発
  • 煙が出ない(擬似的にはでるがプルームテックの煙は水蒸気
  • 従来のタバコ方式ではないカートリッジの採用

などを新しく開発し提案してきた。また「吸いごたえという問題点を内包していながら」も全てを理解した上で市場開発をしにきたと言っても過言ではないだろう。

その結果スメルハラスメントと副流煙の問題を一気に克服できる第一歩をJTは世界に先駆け可能性を見せた企業だと思える。

衣服・髪の毛に付く匂いの問題

酒場・会議・喫煙室等々、タバコを吸う人間でも「きついな…」と思う問題もあれば、吸わない人にも吸う人に付いてしまう「衣服や髪の毛」への臭いの問題。

この問題をタバコ企業でありながら「従来の方式を捨て新市場に着手した事に拍手を送りたい」なぜなら、この臭い問題を解決できれば女性の顧客開発も出来る。

日本は少子高齢化が進んでいるが世界的にはタバコ産業はまだまだ健全で恐ろしい程の収益・利益を出している。

しかし先進国では「臭いの問題」と「副流煙の問題」は当然のようにあるわけだ。いくらIQOSであっても問題はあった。だから両問題の解決は実は世界的にみても偉業であると思われる。

  • 匂いを無くす
  • 煙を無くなる
  • 結果、女性にも認められる
  • お洒落に感じて吸い出す
  • 先進各国でも認められる

発想の転換をした新しい切り口でJTはプルームテックを開発し商品化したと思われる。

口臭の問題

口臭問題にも副産物的に対策が出来るようになる。それは従来のタバコは火で燃やすために

  • ヤニとタールが生成される

このヤニとタールが歯などに付着し臭いの一部にもなる(申し訳ないが殆どの日常的な口臭問題はタバコでは無いことを申しておく。はっきりいって歯磨き不足からの口臭悪化です)

しかしそうは言っても部分的ではあるが臭いの原因物質である「ヤニとタール」を排除する事が可能である「低温加熱方式」は一定数の愛煙家への口臭問題の解決への切り口だともいえる。

部屋の匂い・壁などがヤニで汚れるのを防ぐため?

タバコから出る煙は「部屋・事務所」などあらゆる物にゆっくりと確実に着色し臭いを付けていく。

締め切った部屋で吸うタバコは何時間も臭いが残るし、且つ部屋の壁紙さえも黄色く変色させていく。しかしプルームテックから排出される煙は実は煙ではない。

先程も書いたが「たばこ葉由来成分が含まれた水蒸気」が出ているだけだ。燃やさないのだから「ヤニもタール」も発生しない。その煙や吸い込む(水蒸気の事を)たばこベイパーと呼ぶ

この方式により禁煙室でも吸うことが可能になるかも知れない。発想の転換により凄いものを開発したと思いませんか?

IQOSという強力なライバルの弱点をつく

低温加熱方式を採用したのはIQOSという強力なライバルと真っ向正面から勝負する訳ではなく、切り口を替えた世界戦略商品だと思う。それがバッテリー問題だ。

バッテリー持続時間を解決する

IQOSはどうしても加熱をするからバッテリー充電時間は長いし使える時間は短い。これはなんら弱点ではないが(IQOSの商品開発上)JTがこの問題に着手しなかったことを賞賛したい。

もし同じような商品企画を後発のJTがしたとしよう。バッテリー問題を解決するには物理的にバッテリー容量を大きくするしか方法はない。すると

  • IQOSの弱点はバッテリー容量だと判っている
  • だからバッテリーを大きくする
  • そうすると重くなり販売価格も高くなる
  • 同じ方式で燃やすため、臭い解決は不可能
  • 少ないとはいえ「ヤニ・タールの汚れ」解決も不可能

私が賞賛したいのは相手の弱点を克服するための商品企画ではなく、弱点を長所に替えようと苦心したJTの開発陣にあると思う。それゆえに「低温加熱方式」を取り入れれば

  • 低温だからバッテリーは小さくて済む
  • 消費電力が少ないので連続喫煙が可能になる
  • 燃やさないのだから臭わない
  • 同時に「ヤニ・タール」も発生しない

バッテリー問題の解決に正面から挑むのではなく、違う形からアプローチを掛けたJT!本当に凄いとおもいます。

カートリッジ化で火災対策への提案もしている

たばこカプセル1つでは50パフ(50回吸引)出来るという説明をしている

実は何気に「カートリッジ方式」を取り入れているが、プルームテックは約30度で本製品を稼動させている。カートリッジ内には、たばこ成分が含まれている。

しかしカートリッジゆえに物理的に燃やすことができないので「寝タバコ・ポイ捨て」による火災事故や山火事などの問題にも貢献するであろうと思われる。

臭いを出さない方式を取り入れ、バッテリー問題を違う視点から改善するする事で

「臭い・口臭・ヤニ・タール・消費電力・低価格での販売価格・女性顧客の開拓・火災問題」にまで広くタバコの定義を替える画期的な製品だと私は個人的に感じている

両製品の開発手法と市場ターゲティングからくる問題点

しかしまったく問題点がないのか?といえばやはりある。だが全てにおいて100点の商品などこの世に存在しない。

むしろ、どのようなターゲットに・どのようにアプローチし、今後のシェア拡大にビジョンを持っているか?が両製品の性格の違いを大きく物語っているだろう。

普通のタバコの代替品としてのIQOS

IQOSは従来のタバコの代替品として開発されたものだと推察する。その開発にはプルームテックと同じような苦悩があったはずだ。

煙を抑え・従来品に近い吸いごたえと吸い心地。一服を楽しむ時間にする。ただし電子タバコといえども「従来と代わり映えのしないシステムを採用」した

従来のと代わり映えのしないシステムとは「1本毎に吸い終る」という方式だ。だからIQOSは世間でも言われるように「吸いごたえ」には電子タバコとして定評はある。

これはこれで大した英断だと思いますよ。

タバコでないタバコを目指したプルームテック

一方、プルームテックは先程から書いているように「タバコであってタバコでない」商品を開発したといえるだろう。

ここまで書いて同じ事を書く必要もないが、問題点は開発時からJTも理解していたし世間から直ぐにその声が届くことも理解していただろう。

ご存知の通り「吸いごたえ・吸った感じがしない」などの問題点だ。次を見ていこう。

加熱しないので吸いすぎてしまい、やめるタイミングが

加熱方式のたばこであれば、いずれタバコは灰になり無くなる。しかしカートリッジを取り入れたプルームテックは加熱をしない。

低温加熱方式の加熱と述べてはいるが、30度とかなり低温だ。だから吸おう!と思えばいつでも吸えてしまうことになる。1カートリッジで50バフ吸えるが直ぐに吸い切ってしまう。

私もこの点は半年以上使用してきても「難しく感じる」ところ。そのため、使用する場所で切り替えるようにしている。家や車はプルームテックを使用・仕事中はアメスペを使用などのようにしている。

IQOSとプームテックの問題点

匂いの問題を克服できないIQOS

どうしてもIQOSは従来の方式を採用しているために臭い問題は最後まで克服できないと思われる。物理的に無理だろう。

「たばこ」だけでなく何かを燃やすと言う事は匂いがでるのが当然だからだ。しかしこのことを問題点と捉えるか?長所と捉えるかでことは変ってくる。

その証拠にプルームテックも「高温加熱方式を取り入れた新型プルームS」という商品を販売予定だ。記事最後に記載してますのでもうしばらくお読みください。

吸いごたえが少ないプルームテック

プルームテックを大きく吸い込んでいる男性のマンガ

いくら「たばこベイパー」を深く吸い込んでも、従来品やIQOSのような吸いごたえには程遠いのがプルームテック。

なぜこんな商品を出したのだ?という問いには先程から書いているが、「高温加熱方式を取り入れた新型S」を投入するあたりプルームテックは世界戦略モデルだったと言える。

たばこを吸う人にも「重いたばこから軽いたばこ」まで色々な種類があるが、プルームテックは「従来から軽いタバコを吸ってきた人向け」の商品だと思われる。

またお洒落でスリムな形もあいまって、女性をターゲットとしているはずだ。だから実は吸い応えは問題ではない。

それよりも「軽いタバコ・無臭に近くて・衣服などの臭い移りがしない」製品を男性も女性も一定数の人が求めていたはず。

市場のスキマを先に取り込み、最終的には「高温加熱方式を取り入れた新型プルームS」によってシェア拡大と商品の棲み分けをする一歩である。

実際に半年以上使用してレビューと評価まとめ

新分野の開拓にチャレンジしたプルームテックを評価したい

なんども言うが新ジャンルにチャレンジしたプルームテックを賞賛したい。なかなかタバコ会社は難しいことにチャレンジした。実際にはタバコ会社とは経営的に新開発に向かない

  • 従来通りの製品だから新規開発も必要ない
  • 開発が必要ないと言うことは利益は増える
  • むしろ商品を変えると顧客が怒る
  • 税金が高くなっても吸ってくれる
  • 吸えば灰になり消える(飲み物と同じジャンル)
  • 寡占企業だから経営難になりにくい
  • そのため、どんどん利益と内部留保は増える
  • しかし世間からは嫌われる企業

と新進気鋭の会社よりも「顧客から古い体質であって欲しい(製品も)」と願われている企業が実はタバコ産業なのだ。

だからこの製品を開発したと言うことはJTが世界戦略に邁進していると言っても過言ではない意気込みを感じさせるし「保守的な会社から脱皮しようと」しているとも受け止めれる。

なおかつ顧客から嫌われないように「提案とプレゼン」を兼ね合わせながら。本当に素晴らしいと思います!

禁煙効果も一定レベルではあるのではないか?

この議題はあくまでも推察であることをご理解して頂きたいが、「たばこベイパー」はニコチンが少ないはずだ。

だからプルームテックの商品で禁煙本数が減った、もしくは購入金額が減った人がいればタバコを辞めれるはずだと思う。私は残念ながら「アメスピ派」なので禁煙は無理だろう…

ただプルームテックは車内で吸うのにとても重宝している。車のシートにも匂いが付かないし、もちろんエアコンも臭わない。

今までは吸う時には窓を全開にしていたが、雨の日が少し困っていた。アメスピの煙は多い。そのため雨の日は吸うことを辞めていたが「プルームテック」なら問題ないことを理解した。

だから私には禁煙は無理だが使い分けできる本製品に感謝している。

新型プルームSとテック+も販売予定

新型のプルームは今後3タイプがラインナップされるようだ。

  • プルーム・テック 現在販売中(低温加熱方式)
  • プルーム・テック+(低温加熱方式)
  • プルームS(高温加熱方式)

全ての市場を取りにきたJT

まず今販売中の「プルームテック」はこのままの性能である。次に「プルームテック+」は今の無臭などの基本性能はそのままに「吸い応えを改善した」ような製品だとのこと。

2019年発売予定の新型「プルームテック+」と「プルームS」

最後のプルームSは低温加熱方式をやめて、高温加熱方式に切り替えていることから、確実にIQOSなどの他社電子タバコのシェアを奪還するための商品になる。

ということは「臭い・ヤニ・タール」などが発生するのを理解しながらも、いままでの「重めの従来タバコを吸っている人向け」の製品になるだろう。

このことから

プルームテック・プルームテック+は「軽めのタバコを愛用している人・臭い問題を解決したい人・お洒落な感覚の人がターゲット」であり

新型プルームSは「従来のタバコ感覚を重視している人」がメインだろう。

これは全ての需要を取り込みにきたという事だ。頑張って下さいJT!

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